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大阪北部地震のニュースを受けて思う事

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6月18日に大阪北部地震が発生しました。一週間の始まり月曜日の朝に近畿地方を襲った地震で最大震度は6弱だったようです。
3.11の時も強く思いましたが、人間って大きな自然の前には本当に無力です…。実際に3.11では多くの方が命を落としました。


普段何気なく暮らしている生活が一瞬で崩壊してしまう恐ろしさを感じています。ニュースでもありましたが、今回の大阪北部地震でも犠牲者が出てしまいました。中でも大きく取り上げられていたのは、登校中の9歳の女の子が、小学校のブロック塀が倒れ下敷きになってしまったという内容でした。


私も10歳の娘がいます。親御さんは、きっといつものように元気に学校に通って何事もなく過ぎる事が当然と思っていた1日だったでしょう。それがこんなことになるなんて…と思っているかもしれません。本当に胸が苦しくなります。私も、子供たちを授かり育てていく中でこういうニュースを聞くととても居た堪れない気持ちになります。


まさか今日地震があるなんて、まさか学校の塀が倒れるなんて思ってもいなかったでしょう。そのまさかというのは突然起こり得ることです。
地震に限らず、いつものように車を運転していて少しの気の緩みが大事故になってしまうこともあります。また、自分は気をつけていても不本意にいきなり巻き込まれてしまう事故もあります。ほんのわずかタイミングがずれただけで違った結果にもなった可能性もあります。そう考えると残念でありません。


そして今日の報道を見て、私は被災地の心配をしながらも普通にいつものように生活は続き、普段通りの仕事をし、普段通りの日常を過ごす。それが当たり前の事なのでしょうが、これで良いのかなという感覚を覚えます。大阪北部はここからは遠く、被災のニュースを見ても何もしてあげられない自分にも憤りを感じてしまいます。


しかしこうしていくら考えたところで、自分はどうしたらいいのかなんてはっきり言えません。そして今日は夜になり、明日になれば朝になり、また普段の生活サイクルが始まります。そうして、そのサイクルに抗おうとしても敵わず流されて行ってしまうのでしょう。
できることは、流される中でも自分にできることを考え、実行できることは実行し出来る限り人生を一生懸命に生きていくという事だけです。


ここ数日千葉、房総沖でも「スロースリップ」と呼ばれるプレート同士が地中の境界でゆっくり滑る現象が2018年6月に入り確認されています。
私は千葉県に住んでおり、この現象が大きな地震に結びつかないかととても心配しておりましたが、このタイミングで近畿で大きな地震が発生しました。本当に地震はどこで、どのタイミングで起こるか予想できません。もしかしたら明日起こらないとも言えません。


今は、ただ限られた人生という時間の中でこうして日々生きていることに深く感謝をしつつ毎日を丁寧に過ごしていきたいと思います。


被災された方々が1日も早く、いつもの日常生活に戻れることをお祈りします。