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田舎×サラリーマン×副業

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上司が嫌い苦手 なぜ価値観が合わないのか

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サラリーマンの刹那です。一緒に働く年配の上司と仕事をしていく上で、「俺の若い頃は死ぬ気で働いたもんだ。」とか「最近の若い奴は・・・」などそういう話をされたことはありませんか?出世するため、お金のため、美味しい食事を食べるため、人生そのものを仕事に捧げるのが美徳とされた時代は確かにあったのでしょうが、「なんか違うんだよな?」「そんなこと求めていないのに」など思ったことはありませんでしょうか?


やる気はあるんだけど、そんなに鼻息荒く頑張るほどでもないのに。と、思うときはありませんか?
実は私もそう思うときがあるのですが、実はある世代を境に「なんのために頑張るのか?」という価値観が変わってきているそうです。


価値観がずれているのでちょっと合わないなと思うのは当然ですが、多くの人たちがこの価値観のずれで苦しんでいます。上司と価値観が合わない。そういうことで悩んでいる方に参考になれば幸いです。

今の30代以下の価値観について


・自分の時間を犠牲にして、仕事を優先させるのが嫌
・付き合いの飲み会には行きたくない
・出世しなくてもいいから家族との時間を大切にしたい
・自分の趣味の時間が大事
・仕事は大事だけど、家族や自分の時間も大事


いくつか書きましたが、わかる!と思う方いらっしゃいますか?人によって違いはあると思いますが、私は30代以下でもうすぐ40歳も近くなってきていますが、あーわかると思いました。上の世代がある程度、社会を作り上げてしまったので私たちの世代はその社会の上に成り立っています。その大きな社会は変えようがなく、若い世代のモチベーションは身近な、家庭、友人、自分という小さい枠で作り上げられています。

40代以上の価値観について


・仕事で良い成績を出せば今までできなかった事ができるようになる
・仕事を頑張れば美女と付き合ったり、海外旅行に行けるようになる
・出世のためなら家庭を犠牲にしても働くのが美徳だ
・自分たちが社会を支えている
・頑張って何かを達成する事が生きがい


こうして書いた事が、上司など上の世代の価値観のようです。社会に物が少なかった時代に、収入を増やし新しい物を生み出し、自分が何かを達成することが社会貢献につながっていた時代を過ごしてきました。
国や社会という大きな絆の中で生活を良くしようと必死でがんばってきたかけがえのない世代です。

価値観のズレのなかで


この価値観のズレのなかで、今まで社会を作り上げてきた上の世代の方は、自分たちがこの社会を作ったんだというプライドがあります。そして働き方も当時の流れを受け継いできています。今でこそ、働き方改革等で残業時間の規制が厳しくなってきましたが、私の若い頃はまだ、どこか残業して当然、仕事第一という考えが強く残っていましたね。辛かった思い出になっていますが、こうして社会や経済が変化してきたのに働き方のルールは変わっていない。このズレを若い世代は感じているようです。

モチベーションの違いを理解する


このモチベーションの違いを理解していないと、若い世代が「自分はダメなやつなんだ」とか年上ばかりの職場だと「自分はおかしい考えをしているんだ」などと悩んでしまいます。しかし、それは価値観の違いであって若い世代は大きな新しい可能性を秘めている事を忘れてはいけません。そして、その可能性をどうすれば発揮できるかというと、


「自分自身で人生を考え何が楽しいのか?何がやりたいのか?」


これを考えていく必要があります。上の世代では、やりたい事がなくても与えられた事を一生懸命にこなしていくことで、十分成功につながりました。白黒テレビからカラーテレビになり、冷蔵庫や洗濯機、そして夢のマイカーやマイホーム。それらを一つづつ揃え達成を追い求める時代だったからです。


しかし、今はそういう物はある程度満たされています。そして価値観は物欲よりも一度しかない自分の人生、どれだけ楽しめるかということに移ってきています。そして楽しそうな人の周りには、その楽しさに惹きつけられ共感してくれる人が集まってくる時代です。ユーチューバーなどはその典型ですね「好きなことで、生きていく」というキャッチコピーはまさに時代を表していると言っても過言ではないと思います。

まとめ


今回はなぜ上司と価値観が合わないのか?ということについてまとめてみました。私も調べていく中で「あー・・・ずっと感じていた自分の苦しさの原因はこれだったんだ」と妙に納得してしまいました。今は時代が変わってきています。そして仕事に対する価値観も変わってきています。そのズレで苦しんでいる人も多いのではないでしょうか。


ただこの生活の基盤を作ってくれたのは、上の世代の方々という事も忘れてはいけません。その上の世代の方に感謝して仕事を続けつつも、自分自身で、例えば仕事以外のところで、趣味を見つけ、夢中になってみるとか、副業で自分だけのビジネスを始めてみる。そんな事をしてもいいかもしれませんね。


もしかしたら、その過程であらたな仲間やファンが増え違う未来が見えてくるかもしれません。


それでは。