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体育会系は時代遅れ?苦手な人が多い?

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体育会系出身の刹那です。今日はある人の音声コンテンツを聞いていたところ、体育会系というキーワードが出てきていましたので体育会系って今の時代どうなのか?ということについて記事を書いてみたいと思います。

私の体育会系経験


実は私は、小学校1年生から高校3年生まで、剣道をやっていました。小学生のころはスポーツ少年団でしたが、中学と高校は部活動という形で参加していました。
1990年代が主にメインでしたが、当時を思い出すと、ああ、バリバリの体育会系だったなあ。なんて思い出します。


教えて頂いた先生も厳しく、熱意溢れる指導で、試合に負ければ時には防具姿のまま校庭をダッシュで走らされたり、円陣という一種のしごきのような練習を永遠と思うほど続けられたりしました。


また、先輩との上下関係も大変厳しい時代で、先輩のいう事は絶対だなんて教えられて青春時代を過ごしました。
先輩の着た道着を畳む。なんて今もあるのかな?

体育会系の違和感


私は結局12年間もの間、剣道を続けていたのですが、本当にやりたかったのかな?なんて今さらになって思います。とんでもない厳しい練習を耐え抜いてきたのは確かで、根性?のようなものはついたような気がしますが、そもそも、今の時代に根性って必要なのか考えるとどうなのかな?
根性でやり抜くって事は、やりたくない事を歯を食いしばって続けるという感じがあると思います。やりたくない事をやっている時点で生産性ってガタ落ちだと思うのですね。やはり人間は自分で選択した好きな事をやってこそ生産的になると思うのですよね。


私は、剣道続けていたのは、自分が最初にやると決めたから続ける。と言葉では言っていましたが、いつしか体育会系の入った以上は抜けさせん。みたいな雰囲気に流されてやっていたのではと思います。剣道自体は好きだったのかな・・・とは思いますが体育会系のノリにかなり引いていましたね。

体育会系の価値観って今の時代に必要なのか?


社会に出て、少し体育会系の弊害のようなざわつきを覚えました。ずっと上下関係の厳しい環境にいたせいで、目上の人が言っていることに全て従おうとしてしまう自分がいました。


従わなければ怒られるとか、給料を下げられるとか、なんでもないのに自分のイメージだけで先輩や上司のいう事は聞かなきゃいけないという価値観が残っていました。


そうなると苦しいのです、与えられた仕事に主体的に取り組むのではなく、上司や先輩の顔色を伺い波風立たぬよう社会で過ごす。しかし後輩には厳しく当たる。これで、果たしていい仕事ができるのでしょうか?

体育会系ばかりの職場


剣道部時代の友人が結婚するといって、結婚式に参列してきました。その友人の仕事は公務員で社会的地位のある仕事です。具体的な、職名は控えさせて頂きます。


そこは本当にすべて体育会系の方々が集まっているような所で、友人は結婚式を楽しんでいるようにはあまり見えず、周りの偉い来賓の方に終始気を使っている様子でした。結婚式までも職場の決まりがあるあらしく、余興は職場の後輩が行い、2次会はダメらしいです。結婚式までそんなしきたりや上下関係に縛られる必要があるのかと、なんとなく切ない気持ちになりました。そんなルール必要なのかな。

まとめ


体育会系の時代は私個人の意見として、だんだんと終わってくるのでは?と思います。体育会系って年功序列という言葉と微妙に類似していると思うんですよね。今の時代、パソコンもスマホも使えない老人と、IT機器を使いこなす20台の若者とどちらが情報量が上かというと当然後者になると思います。
昔なら、長老など圧倒的知識を持った老人が、若者を導くという物語のような風潮がありましたが、今は知識量でもおそらくIT機器を使いこなしている人の方が圧倒的に上となるはずです。


もちろん仕事の面でもそうではないでしょうか?筋肉モリモリだけど、情報リテラシーのない先輩とぱっと見ひ弱だけど情報リテラシーの高い後輩でどちらが仕事の成果をあげられるのか?情報社会の中でITなんてわからない仕事は根性!なんて、言っている体育会系の人はますます情報格差が広がってくるでしょう。


体育会系という言葉を聞いて今日はそんなことを考えてみました。