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ヤマアラシのジレンマ。他人との距離感について。

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サラリーマンの刹那です。

早速ですがみなさんは、「ヤマアラシのジレンマ」って知っていますか?


ヤマアラシっていう動物は、肉食動物から襲われた時に身を守るため身体中から棘が生えています。


外敵から身を守るために役立つその棘ですが、2匹の中の良いヤマアラシがぴったりくっつこうとすると、お互いの棘がお互いを傷つけてしまいくっつきたくてもくっつけないという話です。


私は人間関係でそんな葛藤を日頃感じています。


他人との距離感って難しくないですか?私は好きな人でも、いつもベタベタとくっつきたくはありません。身体的にも、精神的にもかな・・・
離れたい時もあるし、くっつきたいときもあるという感じです。


今回はそんな距離感について綴っていきたいと思います。

人間関係は距離感が大事


仕事でも恋愛でも、人間関係は距離感が大事です。いくら親しい中でも。です。


自分が気持ちが高ぶっていて、この人が好き!となると近寄りたくなる気持ちも分かりますが、自分の気持ちばかり優先してはいけません。
人間関係は相手がいて成り立つものです。そこで、相手の状態もしっかり考えてあげましょう。


もしかしたら、嫌なことがあって、一人になりたいと思っているのかもしれません。逆に、相手も近くに来て欲しいとか思っているのかも知れませんね。


相手の気持ちを察せずに、人が仕事でいっぱいいっぱいなのに、気にせず成長の為だ!と自分の都合で新しい仕事をどんどん詰め込んで来たり、明らかに相手が迷惑がっているのに商品を提案してみたり、そういう距離感がつかめない人がいます。


たとえ自分が良かれと思ってやっていても、受け取る人には棘ということもあります。そこをしっかり理解してください。

ちょうどいい距離感を保つには

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では、相手との良い距離感をとるにはどうしたらいいのでしょうか?私も散々、人と接する仕事をする中で悩んできました。そしてようやくしっくりできる考えになることができました。これは、内向型で人見知りな自分でも実践できたことです。

・ 相手をしっかり観る

やはり大事なのは、相手の状態を観てあげるということでしょう。忙しそうでは無いかな?困っていそうではないかな?とか、少しでも気を配れるようになれば随分違うと思います。本当に忙しくて混乱している人に、あたらしく「この仕事お願い。」というのではなく、「大丈夫?何か手伝おうか?」と声をかけてあげれば相手も嬉しく思うはずです。

・ちょっとした一言を添える

相手への声の掛け方ですが、ちょっとした一言があるだけで随分と反応が違います。例えば電話をかけたときにいきなり要件に入らず「今、お時間よろしいですか?」など、相手を思いやった一言を添えるだけで、その後の話もしやすくなります。また、職場でも、何かお願い事をしたい時、「今話して大丈夫ですか?」など、本題に入る前にあればいいでしょう。


大事なことは、相手の立場を尊重し、相手の気持ちになって考えることです。当たり前のことですが、見回すと意外と実践できている人は少ないことに気づきます。そんな中で、自分が相手を思いやることができれば自分の価値はどんどん上がっていきます。

まとめ


今回は他人との距離感についてまとめました。


人は、一人では生きられず他人との関わり合いの中で生活しています。それを忘れて、日々の忙しさの中、自分の都合だけを考えてしまうことが多くなっていませんでしょうか?


他人を喜ばせてあげられる人は、自分自身も喜ばせてあげられる人だと思います。
これからも他人に対してうまく距離感をとり、お互いが心地よく過ごせるよう努力していきたいです。